こんにちは。
学校という狭い世界の中で、小さな器の人間にはなってほしくない、と真剣に願い、非常識と言われかねない子育てをしてきた宇佐美です。

自分の子供には幸せになってほしいと願うのは、すべての親にとって共通の考えではないでしょうか。
僕も、子供を持つ親として、子供が、幸せに生きてくれて、死ぬときには、生まれてきてよかった、と思ってほしいと願っています。
ゼロワンスタジオで僕に関わってくれた生徒さんにも、同じ思いでいます。

僕は、他人の自由には一切介入しません。なぜなら、自分が介入すれば、他人からも介入される事態となるからです。
僕は、なによりも自由に生きたいのです。

ところが、親子関係になると、これが難しくなってきます。
上述したように、子供には幸せになってほしい、と願うからこそ、親は、子供の自由に介入してしまうことが多いのが現状です。
そもそも子供さんは、親御さんとは別人格なのです。

子供を支配しようとすれば、反発します。
「いえ、うちの子は反発しませんよ」という親御さんもいるかもしれませんが、それは子供さんが支配に屈している可能性もあり、無理をして親に合わせているのかもしれません。
親に忠実になるということは、親の顔色を伺い、親に褒められるために、親の人生を子供が生きることになるのではないでしょうか。
ひいては、社会の顔色を伺い、誰からも褒められるために、他人の人生を生きることになるのではないでしょうか。

承認欲求は誰にでもあるのですが、承認欲求が高すぎると、生きづらくなります。