こんばんは。
プログラミング教室を開いて、いろんな生徒さんに出会い、子供ながらの発想に驚き、いい経験を積んだと、一人満足している宇佐美です。

さて、プログラミング教室に通ってもらっている生徒さんの親御さんには、やはり成果物を気にされる方が多い。
プログラミング教室に通っている息子さん娘さんが何かを作った、という証が欲しいのは、よくわかります。
でも、プログラミングの成果物って難しい。

ゼロワンスタジオの教材はゲームを作るものが多かったわけですが、ある生徒さんは教材を見てゲームを作ります。別の生徒さんは、教材を見ずに、出来上がったゲームを見て、同じようなゲームを作ります。
これですね、前者は、初心者さんであり、後者は、かなりの上級者さんなのです。
しかし、どちらも、作ったゲームを外から見ると同じように見えます。
つまり、成果物だけを見ても、どれくらいの腕前かということは分からないわけですね。

もちろん、究極は楽しんでやってもらえればよいわけで、どういうやり方がいい、などと言うつもりは全くありません。なので、例えば夏休みの自由研究や発表に、ゼロワンスタジオの教材を使うことは全く問題ありません。

親御さんの安心のために、どれくらいの腕前です、みたいなことを僕がお伝えすべきだったとも考えますが、腕前なんて言い出したら、僕の物差しで測ることになりますし、他の生徒さんと比べることになります。

ですから、僕が心がけていたのは、一人一人の生徒さんが自信をもって本当の意味で自分は素敵だと思ってもらうことでした。褒められたいがために我慢してやる習い事なんてくだらない。だから、お父さんお母さん、子供さんが笑顔なら、それ以上を求めないで欲しいのです。